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「伊吹山星空観光バス」運行始まる 山頂で星空案内人と夜空観賞

伊吹山の展望台と星空

伊吹山の展望台と星空

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 湖国バス(長浜市西上坂町)が7月17日、「伊吹山星空観光バス」の運行を始めた。

伊吹山から夕日を観賞している様子

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 同バスの運行について、湖国バス長浜営業所の関谷駿介さんは「2017(平成29)年に運行を始めた『伊吹山登山バス』が好評なので、新たな取り組みとして夜間の運行を検討していた。伊吹山山頂まで自家用車で向かい星空観賞や撮影を楽しむ人が多くいることから、自家用車で向かうのが困難なお客さまが、手軽に駅やホテルからバスに乗って夕景や星空を見に行けるように『伊吹山星空観光バス』の運行を決めた」と話す。

 往路は16時30分、「JR長浜駅西口」を出発。「北ビワコグラツィエ」「Hotel &Resorts NAGAHAMA」「JR米原駅西口」の順に経由して、18時30分、「スカイテラス伊吹山駐車場(伊吹山9合目)」に到着する。日没までは登山道を上って山頂からの景色を楽しんだり、スカイテラス伊吹山の展望台から夕日を眺めたりすることができる。日没後は、星空案内人が天体望遠鏡を使い、星や星座について案内する。悪天の場合は屋内でスクリーンを使い星空を案内。復路は20時、「スカイテラス伊吹山駐車場(伊吹山9合目)」を出発し、各停留所を経由して、21時50分、「JR長浜駅西口」に到着する。

 見頃の星は、「夏の天の川」「夏の大三角」「土星」「こと座」「わし座」「はくちょう座」「さそり座」「てんびん座」など。7月30日は、みずがめ座デルタ南流星群と山羊座アルファ流星群が、8月13日・14日はペルセウス座流星群が、それぞれ見頃のピークを迎えるという。

 関谷さんは「県内最高峰の伊吹山から暮れていく夕日や、星空を眺める体験はきっと忘れられない思い出になると思う。 この夏はぜひ、星空観光バスを利用してすてきな思い出を作っていただければ」と乗車を呼び掛ける。

 新型コロナウイルス感染症対策として、外気導入空調やプラズマクラスラーイオン発生装置を使用して運行中の車内換気、定期的なバス車内の消毒、乗客用のアルコール消毒液の設置を行う。

 運行期間は8月28日までの金曜・土曜とお盆期間。往復料金は、大人=3,200円(JR米原駅からの乗車は2,400円)、子ども=1,600円(同1,200円)。予約は電話(湖北バス長浜営業所、前日18時まで)とホームページの予約フォーム(5日前まで)で受け付ける。雨天運行(台風等の異常気象時や伊吹山ドライブウェイが通行止めの場合は運行中止)。

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