長浜商工会議所（長浜市高田町）で9月4日、「すたさぽ～地元事業者による起業家支援～」が開催される。

　主催する「NIKE（ニケ）の家」会長の伊藤正純さんは「コロナ禍の影響で減収・減益となり、 脱サラして個人事業者からスタートする方が増えてきている。 従来から中小企業の支援窓口として『よろず相談所』などがあったが、現在では商工会議所をはじめ「創業塾」などが開かれている。今回は地元事業者が起業者を支援するために創業後も支援できるようなサポート事業を計画した」と話す。

　第1回「起業セミナー」では、地元金融機関の講師が創業計画書の作り方を指導。併せて、先輩事業者として、「エコラボ」西村健太郎社長(創業5年)と「NIKE（ニケ）の手」 松本まゆみ社長(創業1年)が創業時の体験談を披露するほか、講師・先輩事業者・すたさぽメンバーと参加者でディスカッションを行う。

　伊藤さんは「独立したいけど何から始めていいか分からない人が多い。行政と違った立場である地元事業者として、起業を希望する人たちをサポートしていければ」と意気込む。
　開催時間は14時～16時。参加無料。定員は10人（先着順） 。