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長浜で「おてつたび活用セミナー」 長浜市の協力隊員が企画

当日の様子

当日の様子

 関係人口創出に向けた「おてつたび活用セミナー」が3月5日、「長浜ビジネスサポートセンター」(長浜市高田町)で行われた。主催は長浜市と滋賀県で、長浜市地域おこし協力隊の辻本果歩さんが企画した。

辻本果歩さん

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 滋賀県は県北部地域(長浜市・高島市・米原市)の振興のために2023年に「北の近江振興プロジェクト」を始め、「移住者・関係人口3000人」を目標に掲げている。その一環として2025年、旅行者と地域の事業者をつなぐ「おてつたび」を活用した関係人口創出事業が始まった。

 辻本さんは兵庫県出身で、2023年11月に長浜市に移住し、地域の課題解決につながるシェアリングエコノミーの普及・拡大をテーマに活動。自身も「おてつたび」の利用者だった経験を生かしサポートを行っている。

 セミナーは2部構成で、1部では「おてつたび」の飯田瑠己さんが、石川県庁との能登復興支援や近鉄・JR東日本とのキャンペーンなど、自治体や企業との連携事例や「おてつたび」利用者の傾向や動機、今後の可能性などを説明した。

 2部では、「haconiwa village(ハコニワヴィレッジ)」(木之本町)の濵野優貴さん、高島市森林組合(朽木野尻)の勝野真士さんが、実際に「おてつたび」を利用した感想を紹介。濱野さんは「本当に応募があるのか、という不安を抱えていたが、実際には予想を上回る応募があった」、勝野さんは「不便さや地味な作業も、参加者にとっては特別な体験となることが分かった」と、それぞれ話した。

 セミナー参加者からは「地元の祭りが人材不足で、そのようなケースでも『おてつたび』の活用が可能か」「移住コーディネーターとしての仕事に生かせそう」などの声が上がった。

 辻本さんは「おてつたびを使って、広島のレモン農家で働いた経験から、このサービスが単なる労働力の補填(ほてん)ではなく、地域と都市部の人々との間に深いつながりを生み出す力を持っていると実感している。サポーターとして『おてつたび』の利用する事業者を広げていきたい」と話す。

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