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「非密の花火大会 in びわ湖一周」 CFで全10カ所、一斉打ち上げ目指す

昨年の様子(写真提供 小島尚和さん)

昨年の様子(写真提供 小島尚和さん)

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 琵琶湖沿岸の非公開のエリアで8月28日、「非密の花火大会 in びわ湖一周 2021」が開催される。

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 同花火大会は昨年に続き2回目の開催。きっかけは昨年のコロナ禍、近江八幡で花火師が「子どもたちのために」と個人で花火を上げたことに感銘を受け、「その人の思いを受け取り何かしたい」という思いからプロジェクトが始動。クラウドファンディングで400万円を超える資金が集まり、合計900発を打ち上げた。人が集まり過ぎて「密」になることを避けるために開催場所は非公開とし、自宅でも見られるように打ち上げの様子を配信した。

 今年はクラウドファンディングに加えて、企業協賛でも資金を募る。昨年同様、火薬類取締法の無許可消費数量内の1カ所あたり75発以内で、今年は琵琶湖を囲む全10カ所で一斉に打ち上げることを目標にしている。クラウドファンディングのリターンには、「花火で生まれるみんなの笑顔と御礼のメッセージ」「写真家・北岡稔章による花火写真データの送付」「琵琶湖の漁師さんによる漁船or屋形船での湖上観賞」などを用意する。

 プロジェクトメンバーの本田守武さんは「昨年限定のつもりで立ち上げたプロジェクトだったが、今年も状況は同じ。相変わらずみんなが楽しみにしている花火大会はなく、花火業者も苦境に立たされている。夏が近づくにつれ、日に日に増えていく昨年のプロジェクトサイトを訪問してくれる皆さんに背中を押されながら、今年も実施することを決意した。ささやかにでも、今年もみんなで一緒に花火を上げましょう」と呼び掛ける。

 開催時間は20時から約5分間を予定。

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