長浜にある菓子店「菓子乃蔵 角屋」(木之本町木之本)が9月12日、「渋皮栗ロール」を発売した。
1930(昭和5)年創業の同店は、日本三大地蔵の一つ「木之本地蔵院」の山門前に店を構える。街並みに合わせた蔵風の内装の店内には伝統的な和菓子から洋菓子まで多数の菓子を並べ、2階にはカフェスペースもある。
「渋皮栗ロール」は、定番の「ふんわり蔵ロール」の季節のアレンジバージョン。近年は毎年秋に発売しており、小麦粉、卵、砂糖のみで作ったプレーン生地の中に、乳脂肪分40%のマロン生クリーム、渋皮マロンペースト、渋皮栗を挟み巻いている。
3代目の望月久明さんは「どの菓子もできるだけ添加物を加えず、子どもにも安心して食べられるように作っている。蔵ロールは生地がフワフワなのが特徴。ワンカットが大きいので、お客さまによくびっくりされる」と話す。
価格は、1カット=300円、1本=1,400円。営業時間は8時~18時。