米原の複合型観光施設「English Garden(イングリッシュガーデン) ローザンベリー多和田」(米原市多和田)で10月8日、「ローザンイルミ2021~ひかり奏でる丘~」が始まった。
昨年、コロナ禍で打撃を受けた滋賀湖北の観光産業を何とかできればという思いで開いた同イルミネーションには約8万人が来場した。開催は2回目。開催規模は、「関西最大級」という約6万平方メートルの会場で、LED110万球以上を使う。高低差のある自然の地形を生かして造られているため、イルミネーションを見上げることも、丘から見渡すこともできるのが特徴。
今年のテーマは「虹をくぐる奇跡のような体験」。滋賀を代表する「びわ湖」と日本一発生率が多い「虹」、地元米原の風物詩である「ホタル」など、「びわ湖の日制定40周年」という節目の年を記念した、滋賀の魅力が詰まったイルミネーションとなる。メインコンテンツは「ローザン鉄道ミルキーウェイ」「虹のマザーレイク」「妖精と暮らす村 フェアリーガーデン」「ひつじのショーン ファームガーデン」の4つ。期間中は「レインボーわたがし」「レインボー・チュロス」などのオリジナルメニューやグッズも販売する
企画・演出を担当した同園の田中僚さんは「自然が豊かな当園でのイルミネーションでは、夜空に星が光る中、イルミネーションと山並みを見渡すことができ、都会のイルミネーションとは違った楽しみが感じられる。滋賀県は初めて『虹予報』を出した県で、日本一虹が出るといわれている。そんな滋賀が誇る風景をイルミネーションで表現した」と話す。
開催時間は17時30分~21時(季節により変更あり)。火曜休園。料金は、大人=1,600円(ウェブ前売り=1,500円)、子ども=1,000円(同=900円)、3歳以下無料。コロナウィルス感染対策として、ウェブ予約優先で入場者数をコントロールする。2022年2月14日まで。