木之本の北国街道沿いにある「山路酒造」(長浜市木之本町)が9月1日、今季の「北国街道 純米吟醸 ひやおろし」を発売する。
ひやおろしは冬に造った純米吟醸の生酒のもろみをろ過して、一度だけ火入れをした後にタンクのまま蔵で数カ月熟成させたもの。ちょうど良く熟成が進んだ秋ごろに瓶詰めしているという。今季はラベルもリニューアルした。墨で書いた文字のダイナミックさが出るよう、ラベルの形を工夫したという。新酒が出る年内ごろまで販売を予定している。
同店の山路祐子さんは「毎年味は変わる。昨年は辛口ながら口当たりが少し柔らかかったが、今年はすっきりした辛口に仕上がっている。刺し身や秋の味覚であるサンマやマツタケご飯など、食事に良く合う。ようやく暑さも収まってきて秋らしくなってきたので、ぜひ秋のお酒を楽しんで」と呼びかける。
価格は、1.8リットル=3,740円、720ミリリットル=1,870円。営業時間は9時~18時。水曜定休。