長浜の豊公園(長浜市公園町)の自由広場で9月11日、「長浜・北びわ湖花火大会」が始まった。
例年、約1 万発の花火を打ち上げる同大会は市民や観光客など約10万人の観覧があるという。コロナ禍の影響で、この2年間は会場を分散したり、打ち上げ時間を短縮したりするなどして、小規模分散型の開催を続けてきた。
今年も6日間に分散して開催する。各日20時30分から15分間で約500発を打ち上げるという。新たな取り組みとして、有料観覧席を各日、600席用意。「ウィズコロナ期における新たな時代に対応した花火大会」のあり方を検証する実証事業として実施し、宿泊滞在型イベントによるにぎわい創出と地域活性化を図ることを目的としているという。
長浜市観光振興課の尾崎耕介さんは「芸術花火、ミュージック花火、スターマインや水上花火(天候による)など、見応えのある花火を短時間で夜空に打ち上げる。コロナを克服し、活力ある長浜市の観光を取り戻したい」と意気込む。
打ち上げは20時30分~20時45分。荒天中止。9月16日まで