長浜の黒壁スクエア(長浜市元浜町)に8月27日、チーズケーキと紅茶の専門店「チーズケーキと紅茶 長浜黒壁店」がオープンした。
京都や長浜でプリン専門店を展開する大橋珍味堂が手がける同店は、「思い出に残るおいしさと楽しさを届ける」ことをテーマにチーズケーキと紅茶を取り扱い、イートインとテイクアウトで提供する。店内に席はなく、飲食用のカウンターを配置。フォトスポット数カ所を用意し、利用客がSNS用の写真撮影などを楽しめるよう工夫する。
看板メニューの一つ「長浜ベイクドチーズケーキ」は、商品開発も担当する大橋柚香店長が全国のチーズケーキを食べ歩いて着想したイメージを、同社のノウハウを活用することで実現したという。プレーン(360円)、チョコ・抹茶(以上380円)の3種を用意している。同店お薦めのプレーンは焼きたてを提供している。滋賀県産の「伊吹牛乳」を使い、表面にはエダムチーズを振りかけ、「カスタードの甘さとチーズの濃厚な味わいで風味豊かに仕上げた」という。カスタードは一から作り、「卵の水分調整や焼きにこだわることで、しっとり滑らかな舌触りに仕上げ、食感のアクセントとなるアーモンドスライスが入っている」という。
「フルーツティー」(950円・専用ボトル付き)は、オレンジ、リンゴ、キウイフルーツ、ベリーなどのフルーツが入ったボトルに4種のフレーバーティーの中から1種を選び、注ぎ入れる。フレーバーティーは、ジャスミンとオレンジのフレーバーの「琵琶湖ブルー」、アッサムとストロベリーのフレーバーの「恋するときめき」、キームンとアップルのフレーバーの「高嶺の花」、ローズの香りのデカフェ「眠れる森の美女」から選べる。当日に限り紅茶を何度でもつぎ足す「追い紅茶」サービスも実施。物販では滋賀県産の紅茶1種を含む10種類のティーバッグを販売している。
大橋店長は「店内でゆっくり召し上がってもらうことも、食べながら街を散策してもらうこともできる。天然色素を使った青い紅茶『琵琶湖ブルー』は、琵琶湖の美しさをイメージしていて、フルーツティーのボトルにつぐと、透き通るエメラルドから徐々に青、紫へと変化していくので、美しい色の変化にも注目してみてほしい。プレーンのベイクドチーズケーキは焼きたてにこだわり提供しているので、ぜひ試してみて」と呼びかける。
営業時間は11時~17時。