ペーパーからくりのワークショップが6月3日、長浜の創造スペース「Ten.(テンドット)」(長浜市元浜町)で開催される。
ワークショップを企画したのは東京在住のペーパーからくり作家、石井希さん。石井さんはドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の小道具やCMのセット制作などを行うほか、紙を使ったワークショップや作品展示会などの活動を行っている。
今回は紙製玩具「ペーパーからくり」を制作。モチーフは2種から選ぶことができ、尻尾を引っ張ると手招きをする「しあわせ招く招き猫」か羽が動く「パタパタはばたく鳥」を用意している。参加者は、モチーフをかたどった紙を、はさみを使わずに手で組み立て、色鉛筆などで絵付けを行う。
6月4日には「Nanao pottery(ナナオポタリー)」(木之本)でもワークショップを開催し、「空にのぼる気球モビール」の制作を行う。完成品はひもを引っ張ると気球が上に上ってく仕掛けになるという。
石井さんは「木之本に友人が住んでいることから何度か訪れたことがあり、雰囲気の良い町だと思っていた。長浜でワークショップを開くのは初めてなので楽しみにしている。子どもから大人まで楽しめ、手ぶらで参加してもらえる。自分の手で作ったものが動く喜びを感じてもらえれば」と呼びかける。
開催時間は、10時~11時、11時~12時(4日は10時~12時)。料金は1,500円(4日は2,500円)。定員各6人。小学生未満は保護者同伴。申し込みは石井さんのホームページで受け付ける。