長浜の木之本地蔵院(長浜市木之本町)一帯で8月22日、「木之本地蔵大縁日」が始まった。
同縁日は約300年の歴史があり、地域の夏の風物詩となっている。2020年・2021年はコロナ禍の影響で開催することができず、昨年は出店規模を縮小し再開した。
今年は昨年の約3倍に当たる120店の出店を予定している。露店以外に交遊館付近は地元の店が出店する。「つるやパン木之本本店」は22日~25日の3日間、「ランチパン」などを販売するほか、「ごっとん」は17時ごろから、「ヤキニクパン」を販売する。
最終日の25日は「木之本大花火大会」を開催。同縁日としては、30年ぶりに伊香高校旧農場で花火を打ち上げる。19時から、木之本中学校のグラウンド、きのもと認定こども園の駐車場を観覧用に開放する。
ふるさと夏まつり実行委員会の西村豊弘さんは「昨年は伊香アリーナで花火を打ち上げたが、見えにくかったり、警備費用が高いという問題があった。今年の打ち上げ会場になった伊香高校周辺の地域住民にも花火の打ち上げに賛成してもらい開催することが決まった。屋台がある北国街道からも迫力満点の花火が見られるので楽しんでもらえれば」と呼びかける。
開催時間は9時~21時30分(22日は17時~)。今月25日まで。