木之本の「常照院アイビーホール」(長浜市木之本町)で10月1日、「アイビーマルシェ」が開催される。
2022年4月から毎月1日に開催している同イベント。企画しているのは長浜を拠点に店を構えない菓子店として営業する「un rythme(アンリトム)」の古城桃花さん。主催は、同ホールを運営する古城さんの両親。「地元のために何かしたい」という両親の地域貢献の思いから、「アイビーホール」を利用して、自身の店も出店するマルシェを始めた。古城さんは「火葬場が休みの毎月1日に、この辺りでは珍しいマルシェを開催しようと家族で相談して企画した」と振り返る。アンリトムはイベント出店することも多いというが、生ケーキを販売するのは同イベントだけだという。2022年に結婚し、夫婦でチーズケーキ専門店「Pecheka(ペシュカ)」も始め、同イベントに毎回出店している。
今回は、食事処「丸忠」、つぼ焼き芋「ダルマヤ商店」、パン店「パン工房 Tim(ティム)」など11店が出店する。アンリトムは3周年を迎えるのを記念して、インスタグラムのフォローとメンションで、5%割引きで販売するを実施する。
古城さんは「1年半開催を続けてきたので、このイベントが地元の人に定着してきたという手応えがある。アンリトムは10 月2日で3周年を迎える。皆さんのおかげでこれまでやってこられた。アイビーマルシェを通じて恩返しできたら」と話す。
開催時間は11時~17時(各店売り切れ次第終了)。