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米原・青岸寺でアートイベント「オリテアート」 庭園前に「悟りのドア」も

笹木木工が製作した木製ドア

笹木木工が製作した木製ドア

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 米原の青岸寺(米原市米原)で9月30日、「orite Art(オリテアート)青岸寺」が始まった。

早川鉄兵さんの切り絵障子「補陀落山図」

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 同イベントは、米原駅から徒歩7分の場所にある青岸寺を会場に市内のアートを集め、「米原駅で降りるきっかけ」を作り、新しい人の流れの創出を目的に昨年始まった。2回目となる今回も米原に縁のあるアーティストや企業による作品を中心に展示する。

 9月30日に始まった夜間の「青岸寺ライトアップ~光明の灯(あか)り~」では、庭園のライトアップのほか、切り絵作家・早川鉄兵さんの切り絵障子「補陀落山(ふだらくさん)図」、笹木木工の「組子行灯(あんどん)」「和あそびcube(キューブ)」、大橋丈夫さんの「陶あかり」、moss-connect(モスコネクト)の「コケ寺リウム」の展示を行う。

 昼間の会期中のスケジュールは、10月1日~11月30日=西川礼華さんの絵画個展「翠色(すいしょく)」、11月1日~20日=早川鉄兵さんの切り絵原画展、10月28日=苔(コケ)テラリウムワークショップ(4,400円)。

 住職の永島匡宏さんは「早川さんと笹木木工さんが共同制作した切り絵照明、コケ寺リウム、西川さんの絵画など今年初めて展示するものがいくつかある。中でも笹木木工さんが作ったドアは異質な存在感を放っている。『悟りのドア』として庭園前に設置しており、写真撮影する人が多く、子どもにも人気。このイベントが米原に多くの人が来るきっかけになれば」と期待を込める。 

 拝観時間は9時~17時(ライトアップは土曜・日曜・祝日の18時~20時30分)。拝観料は、大人=300円(ライトアップ600円)、小人=100円(同300円)。火曜・第4月曜休園。11月30日まで。

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