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長浜の土産物「長浜缶缶」がリニューアル 地元和菓子職人とコラボ

同社のデザイナー・三上由貴さん(左)と白谷祐美さん(右)

同社のデザイナー・三上由貴さん(左)と白谷祐美さん(右)

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 長浜のまちづくり会社「長浜まちづくり」(長浜市元浜町)が6月17日、「長浜缶缶~Nagahama(ナガハマ) 36VIEWS(ビューズ)~」をリニューアルした。

長浜缶缶の中に入る「和三盆」

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 同商品は2020年、「長浜らしいスポットや名産をイラストで表現した手軽に長浜の思い出を持ち帰ることができる新しい土産」として生まれた。

 今回のリニューアルでは、パッケージに描かれる「湖北の風景」を一新し、中身の菓子をあめから和三盆に変えた。菓子を担当したのは長浜の和菓子店「柏屋老舗」(分木町)。現在は夏バージョンを販売し、絵柄は全9種類(うち1種は『柏屋老舗』での限定販売)。同社のデザイナー3人がそれぞれの思い浮かべた「夏の湖北」にまつわる風景や食べ物などをモチーフに切り絵や水彩画などでデザインした。全てのパッケージに記載している「Nagahama 36VIEWS」の文字には、葛飾北斎が描いた「富嶽(ふがく)三十六景」のように湖北の四季や暮らしの光景を絵として表現しようという思いを込めているという。夏バージョンの和三盆は「びわこラムネ」味と「八朔イエロー」味で、1缶当たり9粒入っている。

 同社のデザイナー・三上由貴さんは「前回のあめは夏場に溶けやすいという問題があり、リニューアルを検討していた。地元のものづくりをしている人と商品を作りたいと考えていたので、『柏屋老舗』の和菓子職人である北倉さんとコラボレーションできてうれしい。和三盆は『ふんわりとした口溶け』が特徴」と話す。

 今後、9月ごろをめどに秋バージョンの販売も企画している。四季に合わせてイラストや内容を変えながら、地元クリエーターや子どもたちにも参加してもらえる取り組みとして、パッケージのデザインコンペも予定しているという。

 「長浜は昔から芸術に関心があるクリエーティブな街。クリエーターやアーティストを応援するツールとして、この『長浜缶缶』が役立てば」と三上さん。

 価格は880円。「BIWAKO PICNIC BASE」とオンラインショップで販売している。

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