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長浜で「きのもと秋の本まつり」 地方出版社が集結、本の魅力伝える講演会も

江北図書館の館長・久保寺さん(左)江北図書館ファンクラブ funの代表・稲館さん(中央)、江北図書館の理事長・岩根さん(右)

江北図書館の館長・久保寺さん(左)江北図書館ファンクラブ funの代表・稲館さん(中央)、江北図書館の理事長・岩根さん(右)

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 長浜の木之本スティックホール(長浜市木之本町)で10月6日、「きのもと秋のほんまつり」が開催される。

木之本スティックホール

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 「江北図書館ファンクラブ fun(ファン)」が主催する同イベント。本の魅力を多くの人に伝え、「図書館の未来を一緒に考える機会を設けたい」という思いからイベントを企画し、今年で2回目を迎える。

 今年は県内外の小さな出版社が20社集まる「本の直販会」、地元の飲食店らによる出店のほか、本にまつわる2つのトークライブを企画している。10時30分からの1部では、地方に拠点を置く小さな出版社7社が参加し、「地方×本」をテーマに、作り手同士で「地方出版社がいかに地方と関わっていけるか」などについて語り合う。ファシリテーターは地元のひとり出版社「能美舎」の堀江昌史さんが務める。入場無料。13時30分からの2部では、作家の高橋源一郎さんが特別講演を行う。19歳のころに東京拘置所にいた経験から、テーマは「獄中図書館~ぼくが本と向き合った時間~」。参加費は2,000円(学生=1,000円)。

 江北図書館の理事長・岩根卓弘さんは「昨年の講演会ゲストだった内田樹さんの紹介で、今年は高橋源一郎さんに講演していただけることになった。このイベントを通じて江北図書館を知るきっかけになれば。会場の木之本スティックホールから歩いて図書館にも行けるので、この機会に足を運んでもらえれば」と呼びかける。

 江北図書館(木之本町)2階では10月2日から、特別展示「本と出会う、言葉と出会う」を開催する。12月2日まで。

 開催時間は10時~16時。高橋源一郎さんの講演会のチケットの購入方法は江北図書館のウェブサイトで確認できる。定員300人。

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