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高島で文化体験イベント「たかしまサーカス」 県内外の書店など12店出店

「ぼくみん」のコーディネーター・瀬川航岸さん

「ぼくみん」のコーディネーター・瀬川航岸さん

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 高島の「TAKASHIMA BASE(タカシマ・ベース)」(高島市新旭町)で2月22日、「たかしまサーカス~本・水路・とうふ・ところにより雪~」が開催される。

TAKASHIMA BASE

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 主催は「ぼくみん」(京都市)。同社は2019(平成31)年、福祉の関係人口を広げることを目的に「SOCIAL WORKERS LAB(ソーシャル・ワーカーズ・ラボ)」としてオンライン中心の活動を始めた。2022年4月、京都に拠点を構え、2023年4月に法人化。同年、高島市にも活動の場を広げ、今年2月、築50年の空き家をリノベーションした施設「タカシマ・ベース」の運営を始めた。同社のコーディネーター・瀬川航岸さんは「この場所が市外の人が最初に訪れる『高島の入り口』になればという思いがある。それだけでなく、地域の人とも関係性を築いて、何かの出発点や出会いのきっかけになれば」と話す。これまで同社は福祉とまちづくりをテーマとした「未来ジャム」などのイベントを主催してきた。

 初開催となる同イベントは「本屋が少なく、映画館がない町・高島で文化体験ができ、人との交流を楽しめる祭りになれば」という思いから企画した。「汽水空港」(鳥取)、「SANJO PUBLISHING(サンジョウ パブリッシング)」(新潟)などの書店6店、地元の豆腐店「上原豆腐」(高島)、京都のコーヒー店「サーカスコーヒー」(京都市北山区)など飲食店5店、「和ろうそく大與(だいよ)」の物販1店の計12店が出店する。

  瀬川さんは「イベントには世代を問わずいろいろな方に参加してもらいたい。今後、高島では対話を軸にしたまちづくりのモデルになるような取り組みをしていければ。それが社会福祉の組織が元気になることにもつながれば」と期待を込める。

 開催時間は10時~18時。

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