
「こいのぼりまつり」が5月4日、長浜の高時川河川敷の芳洲広場(長浜市高月町)で開催される。
昭和の終わりごろに雨森にある川にコイを放流したことから、既に高知の四万十川で行われていた「こいのぼりの川渡し」を参考に、まちづくりの一環で祭りが始まった。会場として利用する芳洲広場は元々、竹やぶだったが、自治会のメンバーで竹を伐採しグラウンドにしたという。祭りで揚げるこいのぼりは、使わなくなったこいのぼりの寄付により賄っている。こいのぼりの老朽化もあり、現在も寄付を受け付けているという。昨年はコロナ禍以降、5年ぶりに祭りを再開した。
今年は4月29日に高時川の堤防沿いの500メートルにわたり、青竹およそ40本に250匹のこいのぼりを揚げる。5日午後まで掲揚する。
当日は、焼きそば、フランクフルト、射的、金魚すくいなどの模擬店やキッチンカー5台のほか、フリーマーケット30店も出店。高月中学校の生徒も模擬店のボランティアに参加する。
高月町雨森まちづくり委員会の友田昭夫さんは「今年も地域の子どもの健やかな成長を祈り、家族の団らんの場になれば」と来場を呼びかける。
開催時間は9時~15時。荒天時は5日に振り替える。