米原の農家レストラン「いぶきハーブ・ガーデン」(米原市上板並)が2月2日から、「あったかお鍋フェア」として一人鍋とサラダビュッフェのランチを期間限定で提供する。
昨年9月25日にオープンした同店を経営する「いぶきハーブ・ガーデン」(同)は、遊休化していた公共施設「旧米原市農業集落多目的集会施設」を活用し、過疎化が進む地域の活性化を目指している。中山間地域にある4集落のコミュニティーセンターとして1996(平成8)年に整備された同施設には約8000平方メートルの敷地内にグラウンドゴルフ場やテニスコートも備えていたが、近年は利用者が減少していた。
約300平方メートルの平屋建ての建物である同施設を40席のレストランに改装した。伊吹産ヨモギを使ったスキンケア商品を販売するショップも併設し、伊吹山麓の自然環境を生かした「伊吹の薬草」の発信拠点としての役割も担う。オープンから4カ月がたち、県内からだけでなく、雪景色の伊吹山麓を目当てに県外からの来店もあるという。雪が降り積もる現在は「子どもたちが雪遊びを楽しめるように」と、敷地内の一部を雪遊びの場にしている。
同社の長谷善広社長は「都会の喧騒(けんそう)を離れ、姉川の清流が流れる自然の中で、心と体をゆっくり休めてもらえたら。雪の日は特に景色が美しい」と話す。
レストランのランチメニューでは、奥伊吹在住の料理家・篠田仁美さんが考案した地元食材を生かした20種類以上の料理とデザートをビュッフェ形式(90分制)で提供している。長谷社長の両親が農家をしていていることから、両親が作った野菜をはじめ、米原産や県内産などできる限り地場産のものを使う。
フェア期間中は通常のビュッフェを休止し、「選べる一人鍋&サラダビュッフェ」に切り替える。一人鍋は平飼いの飛騨牛を使った「すき焼き鍋」(3,630円)と、在来種伊吹そばのそば粉を丸めたそば団子とけんとん豚をかつおだしで煮込む「そば団子鍋」(3,080円)の2種から選べる。いずれもサラダビュッフェとデザート、土鍋で炊いたご飯が付く。サラダは「金柑(きんかん)と焼き芋のクリームチーズあえ」「春菊とカリカリベーコンのサラダ」「菜の花の韓国風サラダ」など約10種をそろえ、デザートは「生姜(しょうが)のブランマンジェ」「抹茶プリン」「りんごと紅茶のケーキ」などを並べる。
清水幸男店長は「お子さま連れの方々にも来てほしい。ここで過ごした楽しい時間が、将来の『ふるさと』の記憶になってくれたら」と話す。
営業時間は10時~18時(ランチは12時~14時30分)。火曜・水曜定休。同フェアは2月28日まで。