ゲストハウス「MIKATA(ミカタ)」(長浜市元浜町)が3月5日、長浜御坊表参道にオープンした。
「旅と暮らしの間の宿」をコンセプトに掲げる同施設の店主は旅行好きの早川康輝さん。「旅先で出会った人や時間を思い出し、また帰ってきたくなるような宿」を目指しているという。屋号には、旅先の人に親切にしてもらった経験から「旅人の味方でいたい」という思いを込めた。
大学生時代にバックパッカーとして旅行した時に「いつかゲストハウスを開きたい」という夢を持ったという早川さん。卒業後は一般企業に入ったが、夢を実現するために2022年10月から約2年間、東京にあるゲストハウスに住み込みで働き、ゲストハウス経営のノウハウを習得した。昨年1月ごろに長浜に戻り、物件探しに乗り出した。
宿の立地について、早川さんは「この宿の目の前には、川が流れ、石畳の道があり、近くには大通寺がある。私が思う『長浜らしい風景のエッセンス』がギュッと詰まった場所だということに引かれた。街の人の暮らしを垣間見ることができ、訪れた旅人に案内する飲食店がある観光地である点も魅力の一つ」と話す。
1階は交流スペースでドリンクを提供したり本を置いたりするなどし、2階は6畳3室、8畳1室の計4室の宿泊部屋を用意し、共有のシャワーとトイレを完備する。
早川さんは「屋号には『旅人の味方』という意味だけでなく、三方よしの『三方』の意味も込めている。旅人だけでなく、地域の人にも旅人が来ることを楽しんでもらいたい。地域文化の体験ができる宿にしていきたい」と意気込む。
宿泊費は1部屋1万2,000円~。今後、1階の交流スペースでは、地域の人や旅人が楽しめる交流イベントを企画していく。