
「余呉湖さくらまつり」が4月4日、余呉湖観光館(長浜市余呉町、TEL 0749-86-8037)周辺で始まる。
余呉湖の堤防の桜と菜の花を目当てに人が訪れることから、この時期にイベントを行うようになった。実行委員会と余呉地域づくり協議会が主催する同イベントは、10日間にわたって行う。
会期中、同館に併設する「余呉湖はごろも館」の軒下で「余呉湖さくら市」を開き、地元の菓子などの土産物を販売。土曜・日曜限定で「春のよごたの桜マルシェ」を開き、菓子、コーヒー、ラーメンなどのキッチンカーや飲食店が出店するほか、出題される問題に答えてチェックポイントで写真を撮影する「余呉湖お花見フォトラリー」を行い、先着20人の正解者に景品を進呈する。5日・13日は桜の木を使って、「びゅんびゅんごま」「ストラップ」「オリジナルうちわ」を作るワークショップ(各300円)を開催。6日13時30分からは、中世城郭研究家・長谷川博美さんによる講演会「賤ヶ岳合戦を学ぶ」も行う(無料、要予約)。
実行委員会の前川加奈子さんは「コロナ禍後初めて、昨年、イベントを再開した。あまり宣伝していなかったにもかかわらず他府県からも多くの人が来場してくれた」と話し、「イベント会場の観光館の周辺だけでなく、少し歩いたおのろ浜の周辺も桜がきれいなので、フォトラリーにも参加しながら散策してもらえれば。このイベントをきっかけに春の桜や新緑などの余呉湖周辺の風景を楽しんで」と呼びかける。
開催時間は10時~15時30分。雨天決行。6日の講演会の申し込みは同館で受け付ける。4月13日まで。