食べる

長浜の中華料理店「福龍飯店」が隣に移転 親子2代で経営、席数増やす

「鶏唐揚げ」、「チャーハン」

「鶏唐揚げ」、「チャーハン」

  • 0

  •  

 長浜の中華料理店「福龍飯店」(長浜市高月町)が4月2日、移転オープンした。

2代目店主の坂中猛さん

[広告]

 同店は1979(昭和54)年、坂中広司(つかさ)さんが創業した。坂中さんは中学卒業後に上京し、飲食店で修業を積み、その後は米原の喫茶店や中華料理店に勤めた。30歳で独立し、同店の経営を始めた。

 2013(平成27)年、坂中さんの息子・坂中猛(たけし)さんが店を継ぐ形で一緒に働き、現在に至る。45周年を迎えた昨年、長年営業を続けてきた中で利用客や従業員が増えたことから店を手狭に感じ始めた。「今後も地域で長く愛される店でいたい」という思いから、これまでより広い物件に移転する計画を立てた。物件を探していたところ隣が空き店舗になることを知り、そこへの移転を決めた。昨年12月に着工し、リニューアルオープンにこぎ着けた。店内は厨房を広く取ったほか、席数を25席から36席に増やした。以前はカウンターと座敷だけだったが、リニューアル後はカウンターのほかにテーブル席や掘りごたつ式の座敷も設け、団体客のニーズにも応えられるようにした。

 メニューは、メインのラーメンやサイドメニューを選ぶことができる「ラーメンセット」(1,360円)、「鶏唐揚げ」(840円)、「エビマヨ」(960円)、「パイコウ」(870円)、「麻豆腐」(840円)など約60種をそろえる。

 2代目店主の猛さんは「今後も地域密着で営業していく。高月を盛り上げていければ」と話す。

 営業時間は、11時~14時、17時~23時。火曜定休。テイクアウトにも対応する。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース