
メキシコ・スペイン料理店「Barcito(バルシート)」(長浜市分木町)が5月23日、長浜にオープンした。
店主の児玉良恵さんと妹の絹代さんが切り盛りする同店。一時期スペインに住んでいた良恵さんと12年間メキシコに住んでいていた絹代さんは「姉妹2人が共通で好きな『海外』と『食べ物』にまつわることを一緒にしよう」という話になった。2021年ごろから姉妹2人と絹代さんのメキシコ人の夫の3人で前身となる、店舗を持たないメキシコ料理店を立ち上げ、イベント出店を重ねた。2023年11月からは約1年間、週2回の間借り営業を続けてきたが、今回、縁あって常設店を開いた。
店内には、メキシコで買い付けた人形などの色とりどりの雑貨を飾り、「メキシカンな雰囲気」を演出。席数は、テーブルとカウンターを合わせて21席。
ランチメニューは不定期で変えていくが、現在はメキシコ料理の「タコライス(目玉焼き付き)」「タコス2種(トルティーヤ3枚・目玉焼き付き)」「牛肉のファヒータス」の3種からメインを選び、スープ、前菜ビュッフェ、ドリンクが付くセット(1,780~2,180円)を提供する。ディナーメニューは「パエリア(シーフード)」(2人前・3,000円)、メキシコ風ラップサンドの「ブリトー」、揚げたジャガイモにスパイシートマトソースをかけたスペインのフライドポテト「パタタスブラバス」(750円)、「サルサ・ワカモレ(トルティーヤチップス付き)」(1,380円)などをそろえ、メキシコのビールやタバスコなどを入れて作るカクテルなどのドリンクも用意する。
良恵さんは「『一杯飲んで帰ろうかな』と思いついたときに気軽に来てもらえれば。本場のタコスを出しているので、ぜひ食べてもらえれば」と話す。
営業時間は、11時30分~14時、18時~22時。日曜の夜と月曜が定休。駐車場(7台)完備。