
長浜まちづくりセンター(長浜市高田町)で7月20日、「サマー・ジャズ・フェスティバル」が開催される。
主催は当日演奏も行う「Breeze Town Big Band(ブリーズ・タウン・ビッグ・バンド)」。サックス、トロンボーン、トランペット、クラリネット、ギター、ピアノ、ベース、ドラムの演奏者が集まり、20~70代の男女合わせた約20人編成となるビッグバンド。
バンドの代表を務めるのは、大学時代からビッグバンドジャズでトロンボーンの演奏を続けてきたという中村浩幸さん。社会人になってからは長年京都のビッグバンドに所属していたが、「地元長浜でもビッグバンドを作ってほしい」という声がかかり、2017(平成29)年に同バンドを立ち上げた。
結成後は毎年室内コンサートを続けてきたが、コロナ禍以降は野外コンサートを始めた。それが好評で、「一緒に演奏したい」というバンドが現れ始め、今回、同イベントを共催する2組、「Swing Stars Jazz Orchestra(スィング・スターズ・ジャズ・オーケストラ)」(栗東市)と「Yellowtail Big Band(イエローテイル・ビッグバンド)」(富山)との縁にもつながったという。
当日、2階・多目的室ではビッグバンドによる演奏が行われる。出演は「Breeze Town Big Band」(13時~)、「Swing Stars Jazz Orchestra」(14時~)、「Yellowtail Big Band」(15時~)の3組。1階・フリースペースでは、「長浜ジャズ研究会」によるジャズのミニライブと「tap dance studio BOUND(タップダンス スタジオ バウンド)」によるタップダンスが披露される。
中村さんは「ジャズには、『しっとりした影のある』イメージを持つ人も多いと思うが、ビッグバンドは非常に華やかな音楽。私も大好きなここ長浜の街で、みんなでジャズを楽しんでもらえれば」と来場を呼びかける。
開催時間は13時~16時。入場無料。