
「炭火焼肉一休亭 慶(けい)」(長浜市平方町)が8月1日、長浜にオープンした。席数は、個室、テーブル、カウンター合わせて50席。
1983(昭和58)年、彦根で島田正男さんが創業した近江牛の焼肉をメインメニューとするレストラン。近江牛を一頭飼いしていることから、さまざまな部位を提供していることと、炭火で調理することが特徴だという。現在、系列店と合わせて県内で5店を展開する。25年ほど前、長男の島田賢(さとし)さんが同社を継いだ。賢さんは高校卒業後、長浜の調理短期大学校(昨年度末で閉校)を卒業し、すし店やイタリアン店で修業を重ねた経歴をもつ。
近江牛のサーロインをダイヤモンドカットした「ドラゴンロース」(2,900円)のほか、和牛カルビやホルモンなどをそろえ、タレやナムルなども手作りしているという。焼き肉、サラダ、一品、デザートなどが付くコースは「プレミアムコース」(1万480円)、「厳選近江牛コース」(7,880円)、「本日のおまかせ」(5,780円)、「とりあえずコース」(3,880円)を用意する。
賢さんは「『料理は愛情を込めること』『ドリンクはすぐに提供すること』『全ての業務はお客さまの笑顔のため』ということを大切にし、社員とも共有している。先代から続く『変わらない味』を大切にしながら、進化する意味で『変えていくおいしさ』も追求していきたい」と話す。
営業時間は16時30分~23時。火曜定休。