長浜市内で11月20日・21日の2日間、「しがオープンファクトリー2025 in 長浜」が開催される。
オープンファクトリーとは、企業が普段見せることがない製造現場を公開する取り組みを指し、地域企業が一体となり実施する今回のようなイベントは「地域一体型オープンファクトリー」と呼ばれている。主に企業の認知度を高め、将来的な人材確保と地域の活性化を目指す。
参加企業は5社で、21日は、印刷業の「明文舎印刷商事」、自動車内装品・事務用品製造の「大塚産業マテリアル」、建設・農業・産業機械精密部品製造の「扶桑工業」の3社が、21日は、電気機械器具製造・複合養殖事業の「ワボウ電子」、「大塚産業マテリアル」、鍼灸材料製造の「山正」の3社が会場となり開催する。体験内容は、大型印刷機の特殊印刷現場の見学、メダル鋳造体験、灸(きゅう)の「もぐさ」製造工程の見学など。対象は県内外問わず、高校生、専門学生、短期大学生、大学生。
長浜市商工観光労働部の商工政策課・企画調整係の武田博さんは「今年の8月・9月にはエキスポエディションと称して、県内の8工場で小学生~大人を対象に実施した。今回も多くの高校生・大学生に参加してもらえれば」と呼びかける。
定員は各工場10~20人。参加無料。応募方法はホームページから確認できる。申し込みは11月3日まで。