米原で12月5日、空き家を巡る「空き家利活用事例見学会」が事業者向けに開催される。
米原市から「空き家等の管理活用支援法人」として委託を受けた一般社団法人「まいばら空き家の相談所」(米原市米原538)が企画し、地元事業者が協力する。米原市主催の見学会で事業者向けは今回初めて。
当日は、米原市役所に集合し、同市の紹介を受けた後、バスで移動し宿泊施設や複合施設、一棟貸し多目的古民家古民家の活用事例を見学する。実際に現地に足を運び、同市で実際に事業者から話を聞くことで、米原市ならではの事業の可能性について知ることができるようにするという。
同法人代表の岡本敏夫さんは、自身も古民家活用の実践者。米原駅前に空き家を活用したシェアオフィス「MAIBARA EAST01」、築90年の古民家をフルリノベーションした宿泊施設「春テラス」を運営。「米原は豊かな自然に囲まれながらも都会へのアクセスが良いという特徴がある。この場所だからこそできる事業や仕事の形があるということを、もっと多くの人に知ってほしい。見学会を通して米原市で事業を始めるきっかけにしてもらえたら」と話す。
参加費は500円(ランチ代含む)。定員8組(1組2人まで)。先着順。11月25日まで、ウェブサイトで受け付ける。