読書会「木之本ブックギャザリング」が6月19日、長浜の「江北図書館」(長浜市木之本)併設の「Lib+(リブプラス)」で開催される。
読書会は「本を通じて人と人がつながる」ことを目的に企画。主催するのは武蔵野美術大学の岩嵜(さき)博論さん。出身は高月町で高校卒業後は東京の大手広告代理店で働き、2010(平成22)年から地元・長浜市の地域活性化事業にも従事。2021年からは武蔵野美術大学のクリエティブイノベーション学科で教員を務める。
岩嵜さんは「小さなローカルな場所で人が集まることの価値を見直そうという動きが、この10~15年ほど世界で注目されている。AI化が加速するなか、人と人が対面で会うことがより大切になる。人がやることの役割分担を考えないといけない。何をもって集まるのかと考えたときに、本が媒介になると良いと思った」と話す。
読書会は全3回の開催を予定。参加者は課題図書に選ばれた本1冊を事前に読み、その本を通じて感じたこと、考えたことを対話を通じて深める。初回の題材図書は宮本常一著「忘れられた日本人」。民俗学者である作者が、日本各地でフィールドワークを行い、聞き取った生活文化や記憶の断片を集め、編集されている。各自で書籍を購入または、図書館で借りて入手し、 一部分でも良いので目を通し、印象・感想・気づきを準備しておくことが条件。
ファシリテーターを務める岩嵜さんは「本を通じて人と人が出会うことを大切にしたい。勉強会でも飲み会でもない、その間にある会を目指す。本という媒介物をきっかけに、人と人が新たなつながりをつくる場にしたい」と話す。
開催時間は18時30分~20時。定員は先着15人。参加無料。申し込み方法は木之本の暮らし観光サイト「木之本瓦版」で確認できる。