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「滋賀地酒10,000人乾杯プロジェクト」 県内全33蔵の地酒をブレンドした限定酒も発売

「ALL SHIGA 純米酒2021」

「ALL SHIGA 純米酒2021」

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 県内の参加飲食店とオンラインで10月2日、イベント「滋賀地酒10,000人乾杯プロジェクト2021」が開催される。

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 同イベントは10月2日19時30分に県内の参加飲食店やユーチューブによるライブ配信を利用して、滋賀県産日本酒で一斉に乾杯する内容。目標人数は1万人。

 主催は滋賀県酒造組合、滋賀県酒販協同組合連合会、エスサーフからなる「滋賀地酒を愛し育てる会」。同イベントに合わせて9月18日、滋賀県の全33蔵共同開発の特製乾杯酒「ALL SHIGA(オールシガ) 純米酒2021 300ミリリットル」(580円)を発売。滋賀県酒造組合加盟全33蔵の純米、純米吟醸、特別純米酒を集め、滋賀県工業技術総合センターの分析協力の下、4つの味わいグループに分けた。県内著名シェフ、有識者らをまじえたブレンド検討会を経てブレンド比率を決定。蔵元の多様性を生かしつつ、「味わい深くバランスのよい仕上がり」を追求したという。

 長浜からは「冨田酒造」「山路酒造」「佐藤酒造」、高島からは「吉田酒造」「池本酒造」「川島酒造」「上原酒造」「福井弥平商店」の酒がブレンドされている。

 ボトルデザインは守山市在住の画家mais(マイス)さんが担当、招き猫をモチーフにした描き下ろし。同酒は開催飲食店で提供するほか、滋賀県小売酒販組合加盟酒販店、滋賀県内の平和堂、丸善、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、近鉄百貨店草津店、コープしが、イオンで一般販売している。

 滋賀県酒造組合の事務局長の澤友二さんは「『県民の人たちに滋賀の地酒のもっと知っていただきたい、ご愛顧いただきたい、育んでいただきたい』という思いから7年前から毎年10月初旬に開催を続けている。当時から県内の全33蔵の酒をブレンドしたコラボ酒を製造・発売しているが、これは全国で初めての試みだった。今年も19時30分、三日月知事のご発声で一斉乾杯する。ぜひ参加してほしい」と呼び掛ける。

 プロジェクト参加飲食店は公式ホームページで確認できる。ユーチューブでは蔵元情報、ブレンド検討会の模様、「ALL SHIGA純米酒 2021」の製造風景、カウントダウン、三日月知事による乾杯の発声、酒造組合会長、知事などによる酒談義などをライブ配信する予定。

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