彦根にある「みんなの食堂ビハーラ」(彦根市佐和町)で11月2日、近江牛専門店「千成亭風土」(彦根市平田町)が市内の子ども食堂に「近江牛肉入りギョーザ」を贈る贈呈式を行った。
同社は「子どもたちに近江牛で笑顔を届けたい」との思いから、緊急事態宣言解除で活動を再開する市内6カ所の子ども食堂に社会福祉法人彦根市社会福祉協議会を通じて、「近江牛肉入りギョーザ」400食、2000個を寄贈した。
厚生労働省の調査によると日本の子ども7人に1人が貧困で苦しんでおり、コロナ禍の影響で世帯収入が減少、貧困に苦しんでいる子どもたちが増えつつあるという。同社は子どもたちに江戸時代から食されている近江牛の歴史を伝えるとともに食品を取り扱う企業として、SDGsの達成目標の一つである「貧困をなくそう」の取り組みに子どもたちへの食育を通して今後も支援していくという。