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長浜「岩根醤油醸造店」が登録有形文化財に答申 きのもと北国街道商店街で8件目

岩根醤油醸造店

岩根醤油醸造店

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 長浜の「岩根醤油(しょうゆ)醸造店」(長浜市木之本町)の主屋が11月19日、文化審議会で登録有形文化財として登録するよう文部科学大臣に答申された。

4代目の岩根重治さん

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 同店は木之本宿の北国街道沿いに立つ。江戸末期の建物と見られ、1924(大正13)年に改築、開口9メートル、奥行き11.7メートルの大型の町家。市は北国街道の旧木之本宿にある歴史的建造物の文化財登録を進めており、今回で8件目となる。

 1914(大正3)年に創業の同店のしょうゆは「コクがある」ところが特徴だという。定番の「金ラベル」「銀ラベル」、佃煮などに使う「最上」などがある。地元の人を中心に観光客や料理人などが買いに来るという。

 4代目の岩根重治さんは「改めてこの建物をしっかり守っていかないといけないと思った。微々たる力だが街を盛り上げることができれば」と話す。

 営業時間は8時~19時。

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