余呉文化ホール裏の「生きがい農園」(長浜市余呉町)で5月8日、イベント「余呉楽(よごたの)」が開催される。
主催は余呉まちづくり研究会。余呉の施設を地域住民同士や外部からの来訪者との交流の場として再利用して街の活性化を目指す「日向ぼっこプロジェクト」の一環で行う。
昨年11月の開催以来2回目となる今回のテーマは「みんなでつくる、みんなのイベント」で、同園の活用アイデアを募集する。自家焙煎(ばいせん)コーヒー豆、焼き菓子、山菜、花の苗、クラフトジンジャーエール、焼きさばずし、「余呉湖あじさい園」のアジサイをイメージした「アジサイゼリー」の販売の他、軽トラマルシェやキッチンカー、珈琲焙煎(ばいせん)体験、きこり体験、花の苗植え体験を予定している。
今回は「こどもマルシェ」のブースも設ける。余呉小中学校で参加児童・生徒を募集して、4~7年生10人が応募した。「子どもの起業体験講座」で本年度予定している3回のイベントを通して、商品開発に取り組むという。今回はその1回目で、販売体験となる。子どもたちはイベント当日までに金銭のやりとりや接客マナーを学び、看板や値札制作などの準備を行う。
同研究会の筑田利美さんは「余呉楽は参加型のイベント。余呉の方はもちろん、長浜市、滋賀県、さらに県外の方々にもぜひ一緒につくっていただければ。そこから多様なつながりが生まれていくことを願っている」と参加を呼びかける。
開催時間は11時~15時。