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長浜にスペインバル「パロミノ」 南スペイン産のシェリー酒とジビエ料理など提供

スペインバル「PALOMINO」

スペインバル「PALOMINO」

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 長浜に5月20日、スペインバル「PALOMINO(パロミノ)」(長浜市元浜町)がオープンした。

ランチメニュー「鹿ランチ」

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 同店は主にワインやシェリー酒を扱い、スペインバルでタパスと呼ばれる一品料理の他、地元で獲れた鹿肉などのジビエ料理もそろえる。店主の中川弘美さんは10代から京都や神戸でバー勤務の経歴があり、ソムリエの資格を持つ。いつか独立して地元で店を持ちたいと思っていたという。席数はカウンターとテーブルを合わせて18席。

 店名は愛犬の名前と同じで、店の看板メニュー・シェリー酒の原料である白ブドウの品種名「パロミノ」から名付けた。シェリー酒は南スペインのアンダルシア地方だけで造られる白ワインで、紹興(しょうこう)酒、日本酒の熟成酒、黒蜜のような味に例えられることもある。種類によって辛口から甘口まで幅広い味わいがあるという。中川さんは「シェリー酒は他のワインと違い、独特の味わいがあり、初めは苦手だった。あるバーの立ち上げに携わることがあり、店のメニュー決めの時にシェリー酒を数多くテイスティングをするうちにシェリーの魅力に目覚めた」と話す。同店では30種のシェリー酒を扱う。

 ランチメニューは、トマトスパイス煮込みハンバーグなど3種からメイン料理を選び、タパスの盛り合わせとバゲットが付く「パロミノランチ」(1,200円)、ロースト鹿丼がメインの数量限定「鹿ランチ」(1,400円)。いずれもスープやサラダなどが付く。14時以降は、「ミルクアイスの珈琲(コーヒー)アッフォガード」(800円)、「チョコレートブラウニー」(550円)などのデザートをそろえるほか、ワイン、スパークリングワイン、シェリー酒、ビールなどのアルコールやおつまみになるタパス約15種をそろえる。

 中川さんは「カフェメニューは夏に向けて、イチゴや抹茶などのミルクシェイクやフルーツソーダを始める予定。シェリー酒になじみがない人にはシェリー酒に出合うきっかけになれば。夜だけでなく、気軽に昼飲みにも来ていただければ」と呼びかける。

 営業時間は12時~21時(ランチは14時まで)。月曜・火曜定休。

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