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店を構えない長浜の菓子店「アンリトム」が2周年 記念クッキー缶も

パティシエの高藤さん

パティシエの高藤さん

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 長浜を拠点に店を構えない菓子店として活動する「un rythme(アンリトム)」が10月2日で2周年を迎える。

「アンリトム缶 オータムバージョン」

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 店名はフランス語で「一つのリズム」を意味する。一つの音楽や映画、言葉で人生が変わることがあることから「アンリトムのお菓子があなたの人生にとって一つのリズムになりますように」という思いを込める。

 店主でパティシエの高藤桃花さんは京都の製菓専門学校を卒業後、大阪のホテルや飲食店で洋菓子作りをしていた経歴を持つ。2020年にフランスに渡り、菓子作りを学ぶ予定だったがコロナ禍で渡仏を断念。地元・長浜に戻り、同年10月から店を構えない菓子店として、焼き菓子のオンライン販売、生菓子の受注生産、イベント出店を行うほか、2021年には「えきまちテラス長浜」のチャレンジショップに1カ月限定で出店するなど活動を続けてきた。

 今年4月からは、常照院アイビーホール(長浜市木之本町)で毎月1日、「アイビーマルシェ」を開いている。次回10月1日の開催時には、2周年を記念して「アンリトム缶 オータムバージョン」(2,950円)を販売。中にはサツマイモクッキーやマロンスノーボールなど秋ならではのクッキーの他、定番のクッキーなど10種類が入っている。

 高藤さんは「当日はいつもより少し多めに、焼き菓子のほか、モンブラン、カボチャのケーキ、焼きタルトなどの生菓子も扱う予定。公式LINEの登録画面提示で5%引きにする。この機会にお越しいただければ」と呼びかける。

 開催時間は11時30分~18時。

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