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祖国の祖母が作る「アップルパイ」をビーガン豆乳アイスで再現 今季も発売へ

東野雄史さん

東野雄史さん

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 ビーガン豆乳アイスを製造する「MOON FOOD JAPAN(ムーンフードジャパン)」(長浜市余呉町今市)が10月9日、秋冬期間限定で「Moon(ムーン)豆乳アイス アップルパイ味」の販売を始めた。

Moon 豆乳アイス アップルパイ味

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 ムーンフードジャパンは代表の東野雄史さんが夫婦で始めたビーガン豆乳アイスのブランド。2人がポーランドでビーガンレストランの経営をしていたころに作っていた「豆乳アイスクリーム」が利用客の間で話題になり、「これを日本のおいしい大豆で作ったら、どれだけおいしんだろう」と思ったことが日本に拠点を移し、同社を設立する原点だったという。

 豆乳アイスには滋賀県北部で作られた無農薬大豆と、牛乳を使わず乳脂肪分の代わりにココナツオイルを使い、卵、白砂糖、添加物を使わずビーガンアイスに仕上げている。風味や口溶けが「できたて」の状態に近づくよう、「事前に冷凍庫から冷蔵庫へアイスを移して30分待ってから食べること」を勧めている。

 扇屋農園(長野県松川町)のリンゴとシナモン2種を使う期間限定フレーバー「アップルパイ味」は、ポーランド出身の妻・マーシーさんの祖母がよく作ってくれていたというアップルパイの味を豆乳アイスで再現したいという思いから生まれた。設立1年目から作っており、3度目の販売になる。

 東野さんは「初期から使っていた自作の大豆を搾る機械をリニューアルしたことで搾りの圧力が上がり、以前に比べて豆乳の味が濃くなり、口当たりのなめらかさが増した。それに伴い今年の『アップルパイ味』では、豆乳の濃さにマッチするようにリンゴの量を増やしているので、さらにリンゴの酸味が感じられるようになったと思う。シナモンが利いていて甘すぎないせいか男性にも人気」と話す。 「特にこのフレーバーは季節のフルーツであるリンゴを使っているだけでなく、シナモンと合わせることで温かみのある味になっている。寒い季節に暖かい部屋で食べてもらうのにピッタリ」とも。

 1カップは110ミリリットルで、価格は421円。オンラインショップのほか、全国の取扱店で販売。

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