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米原「ローザンベリー」に英国紅茶専門店 焼き菓子と楽しむティータイム提案

オープニングセレモニーの様子

オープニングセレモニーの様子

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 米原の観光施設「ローザンベリー多和田」(米原市多和田)敷地内に3月21日、英国紅茶と焼き菓子の専門店「TEA PASTRIES(ティーペイストリーズ)」がオープンした。

店内の様子

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 同店オープンに際して、同園は英国の湖水地方の街・ケンダルで200年以上続く伝統的なティーハウス「Farrer´s(ファーラーズ)」日本初の正規代理店として契約を結んだ。オープン初日には同ブランドの代表で店主のレベッカ・グレイスさんが英国から来日し、オープニングセレモニーが行った。「ローザンベリー・マナー」前の広場では参加者に向けて、フィドルとアイリッシュハープによる「スプリングコンサート」も開催。

 開墾から20年を迎えた同園のローズガーデンそばにある同店は日本には珍しいティースタンドの形式を取り、購入したドリンクなどは隣接するテラス席や、現地で実際に走っていたというロンドンバスの中で楽しむことができ、「英国の雰囲気を感じながらティータイムを過ごすことができる」という。

 メニューは同ブランドのベストセラー「レイクランドスペシャル」(500円)、アレンジティー「エルダーフラワーレモンティー」(600円)、県内産の「朝宮煎茶」(450円)などのほか、ドリンクにスコーン・ジャム・クロテッドクリームが付く「クリームティー」(950円)、「リーフパイサンド」(650円)などのスイーツも提供する。店内では紅茶の茶葉やティーバックも販売。

 パティシエの堀貴弘さんは「日本には他国にも負けないおいしいスイーツがあるが、ティー文化に関してはまだまだ開拓の余地がある。ファーラーズのミルクティーは甘いお菓子に合い、インパクトがありながら何杯飲んでもおいしい。滋賀の湖水地方ともいえるこの地は、ファーラーズのあるイギリスの湖水地域と同じ美しいレイクランドでもある。そんなストーリーを持つ紅茶と当店のスコーンで、日本にも『ティータイム』というカルチャーを根付かせたい」と話す。

  営業時間は10時~17時。来店にはローザンベリーの入園料が必要。

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