
「長浜東ロータリークラブ杯 長浜チャレンジボール」が3月26日、米原のビッグブレス(米原市大野木)で開催された。主催は長浜フラッグフットボール協会で、長浜東ロータリークラブが共催する。
子どもたちがスポーツを通して交流、成長することを目的に開催した同大会。同協会が企画した初の大会で、県内では長浜市・米原市・草津市、県外は岐阜県、愛知県から計5チーム、約70人の子どもたちが参加した。
フラッグフットボールはアメリカンフットボールが起源。「タックル」の代わりに「腰に付けたフラッグを取る」のがルール。試合は5対5、男女ミックスで行う。
長浜フラッグフットボール協会はアメリカンフットボールの普及に向けて、2022年3月にフラッグフットボールのチーム「長浜HEROES」(ナガハマヒーローズ)を発足、これまでにも体験会などを開いてきた。最初は14人だったメンバーが、現在は25人まで増えた。保護者がアメリカンフットボールの選手だったり、高校生の時に部活で活動していたりと、自分の子どもにもスポーツを通して得たチームワークの大切さを知ってほしいと参加する人もいるという。
同協会の伊藤和真さんは「長浜はアメリカンフットボールを日本で最初に始めた発祥の地。長浜に所縁(ゆかり)のあるスポーツ。子どものスポーツ人口が減っていく中、子どもたちがスポーツをするきっかけを増やしたい。大会も毎年開いていく予定、体験会にも気軽に参加してほしい」と話す。