炭火のうなぎ料理を提供する「ざいもん 湖吟(こぎん)」(長浜市朝日町)が4月27日、店頭にウナギの自動販売機(以下、自販機)を設置した。
同店は2020年9月、古民家を改装してオープン。「面白いことをしたい」「変わったことをしたい」「気軽に食べてほしい」という思いから、自販機設置に至った。「うなぎ料理店屋の店頭にうなぎ料理の自販機はどうなのか」という意見もあったという。店主の西田幸司さんは「提供するのは店の味、うなぎを食べるきっかけが増えればいいのでは。」という考えで設置を進めた。
商品は「かば焼きハーフ」「白焼きハーフ」(以上2,500円)、「うな丼」(2,000円)のほか、「鴨(かも)ロースのブロック」(1,500円)、「子持ちアユ」(1,000円)があり、店内で作った料理を自販機で販売している。「品切れする商品もあり、反応は悪くない」と西田さん。
「今後は鴨鍋セットなど、種類を増やしていきたい。暑い時期が来る、気軽にうなぎを食べてスタミナをつけてほしい」と利用を呼びかける。
自販機は24時間販売。同店の営業時間は11時~14時、17:00~21:00時。水曜定休。