スイーツ専門の無人販売所「24(トゥエンティーフォー)」(長浜市八幡東町)が12月2日、長浜にオープンした。滋賀県内初のフランチャイズ店となる。
経営は2001(平成13)年に創業したエース産業機器(長浜市小谷丁野町)。国内外の製造業に向けて機械工具を販売している。「長浜にないことで地域に貢献したい」と考え、今までと違った事業を考えていたときに「無人」販売所に目を付けた。長浜にも無人販売の店は増えているがスイーツの無人販売店がなかったことから、スイーツが好きな人に喜んでもらえると思ったという。
「24」は全国で50店舗以上展開するスイーツ専門の無人販売所で、「コンビニやスーパーには並ばない、映えスイーツや全国各地の人気スイーツをメインに販売している」という。店内はネオンやカラフルな飾り付けを施し、「SNSに投稿したくなるような空間」を演出。スイーツは全て冷凍で、常時40~50種類をそろえている。
ラインアップは、全国で一番人気だという、ドーナツ生地の中にカスタードクリームが入り、ブリュレの食感が特徴の「ブリュレドーナツ」(400円)のほか、「みたらし団子」(700円)、「纏(まとい)フルーツサンド」(600円~700円)、「纏(まとい)ケーキ缶」(1,100円)など。定期的に商品を入れ替えるほか、新商品を投入していく。
同店を担当する関田友伊子さんは「県内では初めての無人のスイーツ販売店。いつ来てもゆっくりスイーツを選んでもらえる。どれも冷凍なので、家にストックしてもらいやすい。ご褒美スイーツにも」と呼びかける。