木之本の北国街道にあるカフェと日用品を販売する店「コマイテイ」(長浜市木之本)で5月13日、「小原かごの花かごづくりワークショップ」が開催される。
「小原かご」は、高時川上流の小原(おはら)村で作られている生活道具。イタヤカエデという木の幹から作られており、しなやかで水に強く、大切に使えば100年は持つといわれている。
現在、小原かごの生産者が1人しか残っておらず、このままでは技術が途絶えてしまうという話を聞いた同店の荒井恵梨子さんが、小原かごの販売や宣伝だけでなく、当事者として継承に携わりたいと技術を習得。今回、ワークショップの講師を務める。
「小原かごに興味がある方なら誰でも来てほしい。本当は材料採取から行いたいところだが、今回は導入編として数時間で編めるかごを作る。将来、一緒に材料採取に行ってくれるような方もできれば」と荒井さん。
開催時間は13時~16時30分。料金は6,000円で、定員は3人。インスタグラムやフェイスブックのダイレクトメール、電話、店頭で参加を受け付けている。