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農薬化学肥料不使用「こだかみ茶」 5月収穫の新茶販売始まる

5月に亀山茶畑で収穫した新茶が発売中

5月に亀山茶畑で収穫した新茶が発売中

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 亀山茶畑(長浜市木之本町)で収穫した「こだかみ茶」の新茶の販売が6月10日、始まった。

こだかみ茶

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 1200年前に最澄が唐から持ち帰った茶の種を己高山鶏足寺(木之本町古橋)にまいたのが「こだかみ茶」の始まりといわれている。近年では高齢化で生産者が減り、製茶工場も無くなり、茶畑が荒れていた。2016(平成28)年に「ふるさと夢公社きのもと」が整備活動を始め、4年前から茶葉を商品化している。茶葉は品種改良されていない在来種。農薬を使わず、化学肥料を使わずに育てている。現在販売中の新茶は5月25日に収穫したもの。

 同社茶畑再生応援係長の久保寺容子さんは「コロナ禍のおうち時間にゆっくり自分でお茶を入れて、新茶ならではの豊かな香りとこだかみ茶の素朴なおいしさを楽しんでいただければ」と利用を呼び掛ける。

「煎茶は80度くらいのお湯で入れ、うま味が詰まっている最後の一滴までカップについで飲んでいただければ」とも。

 価格は、90グラム=756円、40グラム=378円。己高庵、木之本スティックホール、えきまちテラス長浜など長浜市内7カ所で扱う。

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