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屋内施設「ビートルランド・米原」 名誉館長に元プロ野球選手山本昌さん

ヘラクレスオオカブト

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 「ビートルランド・米原」(米原市池下)が7月13日、米原の「FOREST ADVENTURE MAIBARA(フォレスト アドベンチャー まいばら)」内にオープンした。

施設内の様子

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 元々「伊吹の見える美術館」として利用されていた建物を再利用した同施設。昨年7月、野外にフィールドアスレチック施設「FOREST ADVENTURE MAIBARA(フォレスト アドベンチャー まいばら)」をオープンしたが、まだ利用していなかった一室を利用し、「ビートルランド・米原」を設けた。アスレチックには身長制限があることから、これまでは兄弟姉妹で遊びに来た時に下の子どもが遊べないことがあったり、雨天時に遊べなかったりする課題があった。それを解決するため、小スペースで飼育可能で、子どもに人気のカブトムシに触れて遊べる屋内施設を設けることにしたという。

 同施設の名誉館長に就任した元プロ野球選手の山本昌さんからは施設立ち上げ時に、ケースの配置や飼育方法などに関する知識共有があったという。

 施設内は、「みて」「ふれて」「まなぶ」の3つのエリアから成る。「みてエリア」では、国内外のカブトムシとクワガタ合わせて9種を展示し、種類ごとに「品種名」「生息地」「体長」「情報」を記したミニパネルを並べる。目玉は「ヘラクレスオオカブト」だという。「ふれてエリア」では、網で囲われたケージ内に入り、放し飼いされている国内のカブトムシ約50匹に触れて遊ぶことができる。スタッフに声をかけると海外産のカブトムシに触れることもできる。「まなぶエリア」では図鑑などの書籍を読めたり、関連映像を視聴したりすることができる。施設内では、フラッシュをたかなければ写真撮影もできる。

 販売しているのは、国内産のカブトムシ、飼育カゴ、床材、昆虫ゼリーが入り、そのまま自宅で飼育ができる「カブトムシの飼育セット」(990円)のほか、海外産の「ヘラクレスオオカブト」(2万9,800円~)など。カブトムシやオリジナルグッズなどが当たるガラポンもある。

 同施設を経営する奥伊吹観光のインセクトブリーダー・竹重颯人さんは「夏の動物園は暑いが、こちらは屋内施設なのでクーラーも効いていて、カブトムシとの触れ合いもできる点がお勧め。複合型施設なので、周辺でキャンプやグランピングなども楽しめる」と話す。

 営業時間は9時~17時。入場料金は大人・子ども600円、3歳以下無料。12月上旬~4月上旬は休館。

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