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ミシガン文化交流使節団、木之本宿でローカルツアー 地域通訳案内士が案内

杉玉を説明する地域通訳案内士のビック良子さん

杉玉を説明する地域通訳案内士のビック良子さん

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 アメリカ合衆国のミシガン文化交流使節団が10月26日、北国街道木之本宿(長浜市木之本町)を視察で訪れた。

ミシガン文化交流使節団 集合写真

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 滋賀県と米ミシガン州は1968(昭和43)年から姉妹提携を維持しており、毎年交互に友好親善使節団を派遣している。今回は10月19日から、同使節団38人が滞在していた。

 ツアーは6グループに分かれて「ダイコウ醤油(しょうゆ)」「白木屋」の醤油蔵や「冨田酒造」「山路酒造」の酒蔵を中心に約2時間、木之本の街を巡った。ガイドは7人の「長浜市地域通訳案内士」が担当し、街の歴史を伝えたり、店主との会話を通訳したりした。

 通訳士で地元の大学で英語を学ぶ山口瑚葉さんは「自分ができる最大限のおもてなしができたと思う」と話す。参加者からは「ローカルフードがおいしい」「寺の雰囲気が良い」「古い街並みがここには残っていて素晴らしい」などの声が聞かれた。

 滋賀県の滞在をコーディネートした、3Chroma(スリークローマ)の松井ライディ貴子さんは「昔から多くの旅人を受け入れてきた宿場町の木之本には、何代にもわたり継承されてきた人々の暮らしと食文化がある。古き良き街並みと、暮らしの素晴らしさを感じてもらえたのでは」と振り返る。

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