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長浜の農産物販売店・ゆめまる館に「たかつきメロン」 今年は店頭販売のみ

「たかつきメロン」

「たかつきメロン」

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 長浜の農産物販売店「ゆめまる館」(長浜市高月町)で7月16日、「たかつきメロン」の販売が始まった。

高月施設園芸部会長の山口哲生さん

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 毎年4月に種まき、7月に収穫するマスクメロンの一種である「たかつきメロン」。30年ほど前から高月で育てられてきたという。

 高月施設園芸部会長の山口哲生さんは「農薬を最小限に抑え、有機質肥料を中心に使っている。おいしいメロンを作るため、ミツバチを使い受粉する製法を採り、1本の木に1つの実を付けるように育てている」と生産方法について話す。

 生産している品種は2種類あり、やや楕円(だえん)形で空洞があり果肉が柔らかい「アールスセイヌ」、丸くて実がぎっしりしていて果肉が少し硬めの「ミラノ」。糖度はいずれも15度くらい。今年は「アールスセイヌ」の生産は少なめだという。

 一般的にメロンの食べ頃は完熟し切った状態といわれている。アンテナが枯れ、実の下(お尻)の部分が柔らかくなってきたころが熟してきたサイン。「たかつきメロンを購入したら同封の紙に収穫日と常温で保管する目安の日数が書かれているので、それを参考にすると良い。同じ収穫日でも熟し方は個体差があるので注意」とも。

 山口さんは、「なぜ『たかつきメロン』が高価なのかというと、その価格以上の手間が掛かっているから。メロンはとても繊細。育てるためにはさまざまな工程を繰り返し、世話をする。いつも予約で完売してしまうので、今年は予約販売ではなく、店頭のみで販売することにした。ありがたいことに1週間くらいで売り切れる。2個入りは贈答品に人気」と購入を呼び掛ける。

 価格は1個2,200円、2個4,100円(サイズと品質により前後する)。

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