北ビワコホテルグラツィエ(長浜市港町)にある「Afternoon Tea Salon(アフタヌーンティーサロン)」が7月3日、「サマーアフタヌーンティー&ランチ」の提供を始めた。
同サロンはホテル別棟「SOPRA delle Grazie (ソプラ デッレ グラツィエ)」の1階にあり、今年4月にオープン。入り口には紅茶の茶器のコレクションが並び、その裏にある本棚には紅茶、菓子、旅行についての本が並ぶ。紅茶を飲みながら自由に本を読むことができる。
5月から季節に合わせたアフタヌーンティーとランチのセットを提供し、2カ月ごとにメニュー内容を変えている。スイーツの材料の卵や薄力粉、フルーツなどはできる限り滋賀県産のものを使う。紅茶は同サロンに所属しているティーブレンダー熊崎俊太郎さんがメニューに合わせて配合したオリジナル紅茶を監修。食事やスイーツに相性が良い4種類を用意する。
同店の上羽由紀子さんは「2カ月ごとに季節に合わせてメニューを大幅に変えているが、一度召し上がると期間中に再度食べに来てくださるお客さまが多いので、リピーターのお客さまが飽きないように1カ月ごとにもメニューをマイナーチェンジしている」と話す。
7月・8月の「サマーアフタヌーンティー&ランチ」(3,500円)は、ランチにトロピカルフルーツ、ドライフルーツ、スパイスのみで作った「ドライフルーツ&まき窯ナン アーモンドとトロピカルフルーツサラダ」。アフタヌーンティーセットには南国をイメージした材料を使った「ココナツの米粉のフィナンシェ」、「パインアイシングクッキー」「マンゴープリン」「トロピカルフルーツのマリトッツォ」「レモンシュガースコーン」などのスイーツが並ぶ。紅茶は「ライチピーチティー」「オーガニックチャイ」など。ドリンクはお代わり自由。夏休み限定で小学生以下の子どもが対象の「キッズアフタヌーンティー」(1,200円)もある。紅茶が苦手な人や妊婦にはハーブティーやノンカフェイン飲料などへの変更にも応じる。
「7月からのセットにはマンゴーやパイナップルなどのトロピカルフルーツを使っているのが特徴。ランチのトロピカルカレーは肉や野菜を使っておらず、紅茶とのペアリングやその後にスイーツを食べることも考慮したレシピになっており、とても好評。琵琶湖の眺めを見ながら優雅な気持ちを持つ時間を過ごしてもらえたら」と利用を呼び掛ける。
営業日は土曜・日曜・祝日。営業時間は11時~ 17時。アフタヌーンティーは12時~・13時~・14時~の時間帯で予約を受け付ける。前日12時までに要予約。