米原のイングリッシュガーデン「ローザンベリー多和田」(米原市多和田)内にある「ローザンベリー・マナー」で7月21日、開園10周年を記念した「ひつじのショーン原画展 in ローザンベリー多和田」が始まった。
ガーデンが中心の施設のため、植物のオンシーズンとオフシーズンがある同園。「一年中楽しめる施設にしたい」と園内の充実を考えていたことから、2019(平成31)年、ノースエリアにイギリスのクレイアニメーション「ひつじのショーン」の世界を人間サイズで体験できるリアルワールドを新たに設けた。
同展では、制作会社「アードマン・アニメーションズ」の協力で、原画51点、映画「ひつじのショーンUFOフィーバー!」のジオラマ5点、メーキングパネルや映像などを展示・上映している。
期間中、園内の「クラフト体験工房」で、通常の体験に加え、トートバッグに原画デザインをシルクスクリーンでプリントする体験(2,200円)、原画デザインのピン付き缶バッチ&キーリング缶バッチ作り(900円)のワークショップも同時開催(当日受け付け)。
企画開発担当の田中僚さんは「今はコロナで海外に行くことが難しいので、イングリッシュガーデンやイギリス建築、当展を通じで外国文化を感じる機会にしてもらえたら。展示内容は大人も子どもも楽しめると思う。県内でまだ当園に来たことがない方も、この機会に訪れてもらえたら」と来園を呼び掛ける。
開館時間は10時~16時30分(土曜・日曜・祝日は17時30分まで)。火曜定休。鑑賞料金は、大人=700円、子ども=500円、3歳以下無料(入園料別途)。ホームページでの事前予約が優先・定員制。入場者には「ひつじのショーン ファームガーデン オリジナル B6 リングノート」を進呈している(会期中、グッズ変更の可能性あり)。8月29日まで。