長浜まちづくりが3月29日、オリジナル木製ボードゲーム「OHANARABE（オハナラべ）」を発売する。今月6日にオープンしたボードゲームスペース「RESPAWN（リスポーン）」（長浜市元浜町）店主の山瀬鷹衡さんが監修した。

OHANARABE

　昨年、緊急事態宣言下で「ステイホーム」が叫ばれていたころのこと。長浜まちづくりのスタッフは、出勤しない代わりに、「それぞれの自宅で何かを作ろう」ということになった。スタッフの白谷祐美さんが発案したのが「花壇をモチーフにしたペーパークラフト」。だが、実際に作ってみると、強度が弱い、完成したら終わりになるなどの課題が分かり、これを木製の「ボードゲーム」にしようということになった。

　ルールは、2人対戦で三目並べのように、「先に直線上に3つ、つぼみから花を咲かせた方が勝ち」。普通の三目並べではなく、交互にカードを引いてゲームを進めていく。「戦略力」と「カードの引き運」がゲームを左右するという。対象年齢は6歳以上。

　発案者の白谷さんは「普段ボードゲームをしない人にも親しみやすいゲームができた。特に子どもたちに友達や家族と一緒に遊んでもらえたら」と呼び掛ける。

価格は3,000円。OHANARABE公式ウェブサイト 、RESPAWNなどで扱う。