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米原・ローザンベリー多和田 園内のフジバカマ目がけて「アサギマダラ」飛来

アサギマダラ

アサギマダラ

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 複合型観光施設「English Garden(イングリッシュガーデン) ローザンベリー多和田」(米原市多和田)で10月4日、アサギマダラの飛来が始まった。

「ローザンベリー多和田」のガーデン

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 アサギマダラは透けるような淡い水色と黒色のチョウ。漫画「鬼滅の刃」のキャラクター胡蝶しのぶのモデルといわれている。秋の七草に数えられ、ピンク色の小さな花をつける準絶滅危惧種の植物フジバカマを目がけて毎年同園に飛来するという。フジバカマはパンサーがいるガーデンの門から右奥に進み、池のほとりの地蔵の周りに植栽されている。

 アサギマダラは晴れの日の朝方から昼頃に見かけられることがあり、雨の日や風の強い日は現れないという。夜には木の葉にぶら下がって眠り、日が出て暖かくなると蜜を求めてやって来る。1日に10~20頭見られる。3~4日滞在して、また南の暖かい地域へ移動。そしてまた、次の個体がやって来るという。例年、10月中旬から11月初めごろまで飛来する。

 同園を経営する「メリーデイズ」広報の宮元さんは「アサギマダラは体の水玉模様も羽の模様もとてもきれいなチョウ。特に飛び方が優雅で、フワフワと流れるように飛ぶ。毒性のあるフジバカマの蜜密を吸い、旅の途中で鳥や虫などに食べられないように自分を守っているそうで、力強く生きる姿は優雅な姿からは想像もつかない。今年は例年に以上の飛来数。少しでも長く園に来てくれるとうれしい」と話す。

 開園時間は10時~17時(冬季は16時まで)。火曜と年末年始休園。入園料は、大人=1,300円、子ども=700円、3歳以下無料。

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