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長浜「仕立屋と職人」、縁起物の「ダルマの張子人形」を現代風にアレンジ

ワタナベさんと「ニラミカエシのタカシバダルマ。」

ワタナベさんと「ニラミカエシのタカシバダルマ。」

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 長浜を拠点にデザインやコンサルティングなどを通して日本の職人文化の普及をする「仕立屋と職人」(長浜市木之本)が1月16日、張り子人形「アヤカリハリコ第2弾 ニラミカエシのタカシバダルマ。」を数量限定で発売した。

「アヤカリハリコ第2弾 ニラミカエシのタカシバダルマ。」

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 300年の歴史を持つ福島の「デコ屋敷本家大黒屋」で作られている張り子人形の木型を利用し、原型をとどめながら現代風にアレンジした。デコ屋敷大黒屋の職人が製作し、同社が商品の企画やデザインを担当した。  

 昔は「厄を払う」「悪いものを寄せ付けない」という意味をもつ縁起物のだるまを一年の初めに買い、「今年も農作物が豊作になりますように」という気持ちを込めて、神棚などに飾って親しまれてきたという。「デコ屋敷大黒屋」が作る「高柴ダルマ」は、2等身で彫りが深い顔立ちが特徴。元から目が描かれていることで「にらみをきかせて厄を払う」という意味を持つ。伝統的な張り子は鮮やかな色彩のものが多いが、同シリーズでは新たな提案として、日本の伝統色の中から現代の住居に多い白壁やインテリアに合う色合いにしている。

 人形の彩色デザインを担当した同社ワタナベユカリさんは「『七転び八起き』のだるまは頑張っている人に向けての贈り物や頑張りたい自分への応援の意味で飾ってもいいと思う。合格祈願やお祝いの時など人生の節目にもぴったり」と購入を呼び掛ける。

 価格は2,100円。同社のオンラインショップで扱う。有料オプションで張子人形の後ろに職人直筆でオリジナルメッセージも記載可能。

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