長浜の江北図書館（長浜市木之本町）で3月と4月、「おはなし会と読書会」が開催される。

江北図書館

　同館は1906（明治39）年に建てられた県内最古の私立図書館。同イベントは「図書館に足を運んでもらうきっかけになれば」という思いから今年スタート。奇数月に児童室で「おはなし会」、偶数月に2階で「読書会」を、それぞれ行う。

　3月19日13時30分～14時30分に開催する「おはなし会」では、木之本で20年以上活動する読み聞かせグループ「木のぽん」が絵本や紙芝居など5～6冊ほどの読み聞かせを行う。3月のテーマは「おはなしの中の春、見いつけた」で、春を感じる内容の本をセレクトするという。対象は子どもから大人まで。予約なしで参加できる。

　4月16日13時30分～15時に開催する「読書会」は、同じ本を読んだ人同士が感想や意見を言い合う。4月のテーマは「養老孟司さんの本が教えてくれたこと」。課題本は養老孟司さんの本。読了して参加する。予約制で先着10人。予約はメール（kohokutoshokan@gmail.com）で受け付ける。

　久保寺容子館長は「このイベントを一つのきっかけとして図書館を訪れてもらい、いろいろな本に接してもらえれば」と参加を呼び掛ける。