長浜市地域おこし協力隊員の斎藤季夏さんが7月22日、余呉のフリーペーパー「YOGOKKO(ヨゴッコ)」夏号の配布を始めた。
斎藤さんが手掛けている同紙は、「余呉湖」「余呉の人たち」という意味を込めて「YOGOKKO」と名付けた。3月の冬号から配布を始め、今回で3号目。12ページにわたり余呉の四季ごとの風景や暮らしのほか、飲食店などを写真と文章で紹介している。
2021年11月に「事業提案型」で着任した大阪出身の斎藤さんは、長浜の木を使った木工作品の制作、拠点づくりに取り組むほか、余呉の情報を発信している。「私自身が街のことを知ることと街の人に私の存在を知ってもらうため、フリーペーパーを作ることにした。余呉町を知らない人にも、この場所の自然の豊かさや魅力を伝えたい。実際に見聞きして体験したことを読者の皆さんと共有していければ」と斎藤さん。
7月12日からは、数量限定のオリジナルバッグが付く定期購読(送料込み、1,000円)の受け付けを始めた。申し込みは公式インスタグラムのDMで受け付ける。
斎藤さんは「YOGOKKOには私が手掛ける木工作品『kuutamo(クータモ)』の皿や制作の裏話などを紹介するページもあるので、そこにも注目してほしい。今後は余呉町の街歩きイベントなども企画したい」と意気込む。
余呉観光館、JR余呉駅、さざなみタウンなどに設置している。